イベント

【スキル相伝】単結晶育成&低温磁化測定 C01 鬼丸グループ(広島大)→C02吉田グループ(北海道大学)  (2026年6月22-26日)

終了
2026/ 06/ 22 – 26

ThCr2Si2型構造を有するGd化合物の単結晶育成とシャストリーサザーランドネットワークを有するGd化合物の低温磁化測定を目的に、高温真空ブリッジマン炉を用いた単結晶育成法と3He冷凍機を用いたキャパシタンス式ファラデー法による精密磁化測定を学びました。実験では、広島大学磁性物理学研究室の志村恭通准教授、比嘉野乃花助教からご指導いただきました。

ブリッジマン法では、比嘉先生からMo坩堝への試料封入の仕方や合成条件の設定など、結晶育成に関する勘所を丁寧に教えていただきました。合成後、ラウエ法を用いた試料評価によって結晶化が促進していることを確認できました。今後、より条件を精密化することで物性評価可能なサイズの単結晶を得られると期待しています。合成と並行して、シャストリーサザーランドネットワークを有するGd化合物の低温磁化測定を行いました。志村先生には試料のセッティング、冷凍機の扱い方、測定原理や解析法について熱心に教えていただき、大変勉強になりました。

今後は、学んだスキルを自身の研究にも活かせるように、励んでいきます。最後に、鬼丸先生をはじめお忙しいところ温かく受け入れてくださった広島大学磁性物理学研究室の皆様に深く感謝を申し上げます。

北海道大学大学院理学院(C02吉田グループ) 内藤 和泉(D1)

※「スキル相伝プログラム」とは?
本領域(アシンメトリ量子)では、国内の他研究機関に短期滞在して、精密測定技術や数値計算技法、 物質合成等の現場の技術を学んで共同研究を促進する国内留学活動、また海外の研究室に 1∼2ヶ月ほど滞在して共同研究や自身の研究の基盤作りを行う海外派遣を支援します。