公募研究(公募要領)

令和6(2024)年度科学研究費助成事業-科研費-公募要領(学術変革領域研究(A)(公募研究))

2023年7月14日 公募要領が公開されました
PDFは以下のURL(文科省ホームページ)からダウンロードできます。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/boshu/1394559_00012.htm

25ページ(通し27ページ)に
  学術変革領域研究(A)のうち「公募研究」を募集する研究領域一覧

40ページ(通し42ページ)に
  「アシンメトリ量子」の公募研究の内容
が載っておりますのでご参照ください。

概要

令和6(2024)年度科研費 学術変革領域研究(A) 「アシンメトリ量子」公募研究の公募スケジュールは以下の通りです。

(※ 日本学術振興会ホームページより)

前年度の公募スケジュールとは異なり、スケジュールが早まっておりますので、十分に御留意ください。

令和5(2023)年6月10-11日 学術変革領域(A) 「アシンメトリ量子」
             キックオフミーティング 於 岡山大学

令和5(2023)年7月14日  公募開始
令和5(2023)年9月19日  公募締切

令和6(2024)年2月下旬  審査結果通知
令和6(2024)年4月上旬  交付内定

応募上限額・採択目安件数

単年度*あたり 
理論:100万円 (採択目安数 6件)
実験:250万円 (採択目安数 13件)
(* 2年間で理論200万円、実験500万円が上限ですのでご注意ください。)

公募する内容、公募研究への期待等

 公募研究では、領域内の研究連携を強く促進することを重視し、計画研究と相補的に発展させる研究と本研究領域の裾野を広げる研究の参画を想定している。前者は、多彩な偏極量子ビームの活用、様々な外場に対する交差相関現象の開拓、微細加工試料による精密マクロ物性測定、高度な多体数値計算手法を用いた研究である。後者は、無機結晶はもとより、有機化合物や分子クラスターなどの化学物質、メタマテリアルなどの人工物質へと対象を拡げ、アシンメトリ量子物質の概念を拡張する研究である。また、本研究領域で導入される無冷媒低温物性自動測定システムや高出力収束イオンビーム加工装置などの共用設備備品を活用したテーマ又は装置の高度化に関するテーマも歓迎する。野心的なテーマに取り組む若手研究者の積極的な応募を期待する。以下に、公募する研究項目の内容を示す。

研究項目番号 A01:

 先進的な量子ビーム解析手法を駆使し、アシンメトリ量子物質の電子状態、多極子の秩序変数を明らかにする研究を推進する。例えば、共鳴非弾性X線散乱(RIXS)、中性子PDF解析、蛍光X線ホログラフィーなどを積極的に活用してアシンメトリ量子物質の研究分野の裾野を広げ、電子状態のミクロ描像を鮮明にすることを目指す。

研究項目番号 A02:

 アシンメトリ量子物質の知見を基に、物質機能に新たな理解を与え、微細加工による巨大応答化や異方的超伝導の実用化など、技術革新の芽となる研究を公募する。有機化学やメタマテリアルの分野にもその概念を広く適用し、電気・磁気・熱・弾性の交差応答を高感度に検出する手法や、多彩な外場を用いた制御技術を、計画研究と協力して開発する。

研究項目番号 B01:

 アシンメトリによって生じる交差相関などの現象を多極子に基づいて記述する基礎理論を構築し、その応用を推進する。例えば、多極子の観測理論、外場への応答、多極子秩序の機構解明、メゾスケールへの応用が挙げられる。また、第一原理計算やマテリアルズ・インフォマティクスにより、新しいアシンメトリ量子物質の開発に挑む研究も募る。

研究項目番号 D01:

 C01C02と協働できる実験研究を公募する。新物質の創成、合成手法の新規性、あるいは機能物性の創出とその制御について、十分な見込みを持つ研究を求める。多様なアシンメトリ量子物質の研究を進めるために、反転対称性のない結晶、分子クラスター、金属錯体、有機化合物などの複合量子系、及びメタマテリアルなどの人工物質など、幅広い物質を対象とする。スケールシームレスな視点に基づく物質開発や、独自手法による試料の作製や結晶性の制御、非対称な局所構造を組み込むことによる物性の創発など、意欲的な研究提案の応募を期待する。