第17回 物性科学領域横断研究会 凝縮系科学の最前線 @名古屋工業大学
開催概要
物性科学に関連した14件の新学術領域研究、学術変革領域研究(A)および学術変革領域研究(B)が合同で開催する研究会です。各領域の研究内容を専門外の研究者や大学院学生に対し解説し、領域間のシナジー効果を高めると共に、物性科学のホットな話題を2日間で概観することを目的とします。加えて、各領域から推薦を受けた学生および若手研究者による発表、凝縮系科学賞授賞式と記念講演も行います。なお本研究会は、日本物理学会の協賛で開催します。
「アシンメトリ量子」からは7名の若手研究者がポスター発表を、鬼丸孝博(領域代表)と、大槻純也(B01代表)が講演を行います。講演題目は以下の通りです。
11月24日 ポスター発表 13:40-15:40
今 布咲子(北海道大学 理学研究院)「局所空間反転対称性の破れたUPt2Si2 における5f 電子状態の微視的研究」
倉内 憲伸(広島大学 先進理工系科学研究科)「反転心を持たない正方晶化合物EuNiGe3の歪んだ三角格子磁気スキルミオンとらせんヘリシティ」
須藤 健太(東北大学 金属材料研究所)「FIB微細加工を用いたアシンメトリ反強磁性体における非相反伝導の研究」
有本 勝洋(東北大学 理学研究科)「第一原理計算に基づく磁気相互作用を用いた磁気構造決定手法の検証」
高橋 英史(大阪大学 基礎工学研究科)「トポロジカル半金属における非対称電流誘起の歪応答」
小林 康仁(大阪大学 基礎工学研究科)「新規白金酸化物NaPt3O6の高圧合成と特異な秩序相の探索」
11月25日 15:50-16:30
鬼丸 孝博(広島大学)「アシンメトリ量子物質の可視化・設計・創出による機能物性の開拓」
大槻 純也(岡山大学)「多極子を用いた電子状態および応答の記述と物質設計にむけて」
日時
2023年11月24日(金)~11月25日(土)
会場
*対面で開催されます。