Academic Fantasista2024事業の支援のもと、アウトリーチ活動として「超音波で観る固体中の電子」と題する講義を北海道函館中部口頭学校で行いました。Academic Fantasista事業は、内閣府が推進する「国民との科学・技術対話」の一環として実施され、北海道大学の研究者が知の最先端を高校生などに伝える事業です。

日 時：2024年10月11日（金）
1回目：13：00ー14：05 （参加生徒：1・2年生　36名）
2回目：14：15ー15：20 （参加生徒：1・2年生　36名）
会 場： 北海道函館中部高等学校

講義の前半では、クリッカーを用いた物理学の早押しクイズを実施しました。スピーカーを使ってヒトの可聴域の最高値に近い周波数の「モスキート音」を聴く実験、超音波センサーとデジタルオシロスコープを用いたリモートセンシングや距離測定の実験を行いました。

後半は、様々な場面で応用されている超音波技術の例に触れたり、アシンメトリ量子の研究に関連した最新の研究成果「人工ダイヤモンドのソフト化」についての説明を行いました。

リサーチタイムス （北海道大学Webページ）
https://www.hokudai.ac.jp/researchtimes/2024/12/academic-fantasista-20243.html