トピカルミーティング「量子ビームでプローブする新しい磁性状態の可視化：手法開発と物性」＠KEKつくばキャンパス
開催趣旨
固体が示す多くの性質や機能は、固体中の電子が形成する秩序によって支えられている。これまでは、電子の電荷・スピン・軌道といった自由度が、秩序を形成する基本的な物理量として認識されてきた。しかし近年、電子秩序に伴う対称性の破れ（アシンメトリ）を網羅的かつ厳密に再評価することで、これまで隠れていた電子自由度が起源となる多様な交差相関物性の存在が明らかになっている。本トピカルミーティングでは、電子構造対称性の微視的観測に有効な量子ビーム技術を活用し、アシンメトリ量子物質における電子秩序の観測研究に焦点を当て、実際の物質における観測例や、新たに開発された観測手法の成果を報告する。また、異なる量子ビームの相補的な活用による可視化研究を促進し、新規化合物に関する共同研究の提案を行う場とする。
日時
：2024年12月27日13:00〜28日14:30
（対面のみ。ハイブリッドでは実施いたしません。）
会場：
高エネルギー加速器研究機構（KEK）つくばキャンパス 4号館（キャンパスマップM02番の建物）
キャンパスマップ：https://www.kek.jp/ja/for_user/kekmap
12/27は4号館 3階輪講室、12/28は4号館 2階輪講室で行います。
講演者
講演者（50音順・敬称略）
岩佐和晃（茨城大学）
鬼丸孝博（広島大学）
鬼頭俊介 （東京大学）
木村昭夫 （広島大学）
木村 剛（東京大学）
髙阪勇輔（大阪公立大学）
今布咲子（北海道大学）
関山 明（大阪大学）
中尾裕則（KEK）
益田隆嗣（東京大学）
松村 武（広島大学）
山内宏樹（JAEA）
山崎裕一（NIMS）
参加登録
申し込み〆切：12月23日(月)
＊ 希望者はポスター講演可能です。上記参加フォームから申し込み下さい。
＊ 今回の口頭講演は、依頼された方のみです。
【情報交換会】（12/27(金) 夕方、参加費 4,000円程度）
＊ 申し込み後に自動メールが届きます。
＊ 期限内であれば、申込内容を変更できます（自動メールの「回答を編集」から）。
＊ ここで記入いただいた情報は、本領域の運営以外の目的には使用しません。