イベント

アシンメトリ量子若手秋の学校(申し込み終了)

終了
2024/ 09/ 2023

開催趣旨

「アシンメトリ量子若手秋の学校」を日本物理学会第79回年次大会(北海道大学)に続けて、2024年9月20日(金)〜23日(月)に北海道・美瑛の国立大雪青少年交流の家で行います。新進気鋭の10名のフロントランナーを講師としてお招きして、大学院生向けに講義をしていただきます。次世代の物質科学を担う若手研究者・大学院生の交流の場となり、研究者としてそれぞれが成長するきっかけとなればと存じます。多くの方々のご参加をお待ちしております。

校長(大原繁男)からのメッセージ

自分の研究分野の常識をもつことは大事です.分野の常識を身につけるのに,若手の学校はとてもよい場です.いろいろな大学や研究機関の同年代の者が集まって,短期ではありますが,机を並べて学ぶことは刺激的です.生涯の友人ができることもあります.合わせて作られる教科書も,きっと擦り切れるほど読むものとなるでしょう.学術領域研究「アシンメトリ量子」を学ぶための若手秋の学校を企画しました.奮ってご参加ください!

日時

2024年9月20日(金)〜 23日(月)(3泊4日) 参加される場合は、全日程の参加をお願いします。

※日本物理学会(2024年9月16日(月)~ 19日(木))に引き続いての日程となっています。各自で学会最終日の宿泊(後泊)のご予約をお忘れなく。

参加される方へ

国立大雪青少年交流の家での研修は,共同生活となります.ホテルではありませんので,上履き(かかとがあるなど動きやすいもの)やタオルなど,持参する必要があるもの,守るべきルールがあります.注意しないと現地で困る事になります.服装についても天候を調べるなどして,各自で判断してください.次のアドレスのマニュアルをよく読んで,施設利用のルールや持ち物に気をつけて参加準備をしてください.

国立大雪青少年交流の家 利用ガイドへのリンク:
https://taisetsu.niye.go.jp/?page_id=295?pages_category=download

3日目の9月22日(日)の午後にハイキングにでかけます.参加を希望された方は,軽登山に適した靴,長袖,長ズボン,長めの靴下,首に巻くタオル,リュックが必要です.雨天の場合は少雨でも中止します.
ハイキング参考情報:https://taisetsu.niye.go.jp/wp-content/uploads/2024/03/R5_geohaikingtour.pdf

時間割

場所

国立大雪青少年交流の家(北海道 美瑛町)
https://taisetsu.niye.go.jp

定員

60 名 学生と若手研究者対象,原則,申込み順に受け付けます. 申し込み締切:2024年5月10日(金)

費用

札幌駅と国立大雪青少年交流の家の往復の交通費と施設での宿泊費は無料です。ただし、食事代は個別でご負担ください。(食事は,基本,施設の食堂のみ。朝540円、昼660円、夕食860円。)

交通

札幌駅との往復に大型バスを運行します。
20日 8:00 札幌駅発 → 12時ごろ国立大雪青少年交流の家 着
23日 11:30 国立大雪青少年交流の家発 → 15時半ごろ 新千歳空港経由 → 18時ごろ札幌駅着

講師(敬称略、順不同)

平井大悟郎 (名古屋大学) 物質合成法および5d電子系の多極子

栗原綾佑 (東京理科大学) ランダウの相転移の現象論の基礎、構造相転移に伴う臨界減速、および鉄系超伝導における電気16極子-格子回転相互作用

河野洋平 (中央大学) 量子臨界現象と結びつけたバルクの熱力学量測定の基礎(磁化、比熱、磁気熱量効果)、量子磁性体でのBEC、重い電子系の磁場誘起量子臨界現象

角田峻太郎 (東京大学) 遍歴強相関電子系における多極子秩序の理論と物質例

石飛尊之 (JAEA) 多極子の現象論を中心に具体例を含めて基礎からの解説

石井祐太 (東北大) 共鳴X線散乱の基礎から、X線イメージング等の最先端の研究例

藤原秀紀 (阪大) 光電子分光をはじめとしたX線吸収分光の基礎と応用例

飯田一樹 (CROSS) 弾性および非弾性の中性子散乱の基礎と応用例

新居陽一 (東北大金研)  表面弾性波に関する最近の話題等についてチュートリアル講演

木俣基 (東北大金研) FIB微細加工についてチュートリアル講演

なお、講義のライブ配信は行いません

参加申し込み